水虫は足だけじゃない!水虫ができる体の場所と症状そして治し方

水虫ができる体の場所

水虫ができる体の場所と症状そして治療法

水虫は足以外にも感染するって知っていましたか?

水虫の原因は白癬菌(はくせんきん)というカビです。

この真菌と呼ばれるカビは、皮膚の角質層に何らかの理由でくっついて、12時間~24時間かけて体内に侵入し感染が成立します。

そのため体の角質、垢がある場所に感染します。

この記事では以下の水虫について症状や治し方をご紹介します。

【この記事で紹介する水虫の種類】

  1. デリケートゾーンや太もも
  2. 顔や首

記事を読んで心当たりがある方は、皮膚科を受診して水虫かどうかを確認してもらうのがもっとも確実です。

放っておいてよいことは一つもないので、すぐにでも治療を始め完治を目指してくださいね。

足白癬(あしはくせん)は足にできる水虫

最も一般的なのは足にできる足白癬で、日本人の5人に1人が感染しているといわれます。

調査企業ニールセンの統計によると、水虫になった人の約70%が足水虫です。

足白癬の症状

足白癬には下記の3つの種類があるので、それぞれの症状をみてみましょう。

【足水虫の3つの種類と主な症状】

  • 趾間型(しかんがた)

足の指の間にできる水虫です。ジュクジュクする湿潤型と、かさかさする乾燥型があり、かゆみを伴うことが多いです。

  • 小水疱型(しょうすいほうがた)

土踏まずなど足の裏に水ぶくれができる水虫です。強いかゆみを伴うことが多いです。

  • 角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)

足の裏、特にかかとの皮膚が厚くなって、ガサガサになる水虫です。乾燥する冬に悪化することが多く、ひどい場合はひび割れます。かゆみはない場合がほとんどです。

水虫菌は温度が26度以上、湿度が80%で大繁殖をしてしまいます。

そのため感染経路としては

【足水虫の主な感染経路】

  • 家族と共有のお風呂のマットやスリッパ
  • 温泉、銭湯、サウナの足ふきマット

などがあげられます。

足白癬の治療法

足白癬の治療法は一般的に

白癬菌を殺菌してくれる抗真菌薬(こうしんきんやく)の塗り薬

を使います。

最もよい方法は皮膚科を受診して本当に水虫か確認した後、塗り薬を処方してもらうことです。

もしくは薬局で抗真菌薬(水虫薬)を買うことができますよ。

おすすめは刺激が少なく、持続性も高いクリームタイプです。

1~2週間でかゆみといった症状がなくなっても、皮膚の下にまだ白癬菌が残っているのが普通です。

最低でも2ヵ月は薬を塗り続け、完全に水虫菌を体から追い出すのが再発を防ぐ秘訣です。

股部白癬(こぶはくせん)はデリケートゾーンの水虫

股部白癬

股部白癬はデリケートからお尻、太もも部分に感染して症状を起こす水虫です。

陰金田虫(いんきんたむし)とも呼びます。

男性がよくかかる印象がありますが、女性も感染するんですよ。

股部白癬の症状

股部白癬の症状は

【股部白癬の主な症状】

  • 赤いぶつぶつができ、激しいかゆみを感じます。
  • 左右対称に広がることが多いです。
  • 半円または円状で、周りは盛り上がり赤い部分と普通の部分の境界線がはっきりわかります。

パンスト、レギンス、タイツなどを一日中はいていると、デリケートゾーンが蒸れやすくなってしまいます。

足の水虫になっている場合は高温多湿を好む水虫菌が繁殖して、何らかのタイミングでデリケートゾーンや太ももに菌がくっついて感染しやすくなります。

股部白癬の治療法

股部白癬の治療で使うのは一般的に

白癬菌を殺菌する抗真菌薬(水虫薬)の塗り薬

です。

最もよいのは皮膚科で塗り薬を処方してもらうこと。

もしくは薬局で抗真菌効果のある水虫薬を買いましょう。

しみる場合は液体より刺激の少ないクリームタイプがおすすめです。

通常約2~3週間で症状は改善されてきますが、そこで治ったと思っても菌はまだ皮膚の下にいます。

それからさらに2~3週間、合計で最低1か月は薬を塗り続けましょう。

頭部白癬(とうぶはくせん)は頭にできる水虫

頭部白癬

出典:WebMd

頭にできる頭部白癬は、白雲(しらくも)と呼ばれます。

戦前に多くみられ、現在では少なくなってきていました。

しかし近年海外から持ち込まれた新型水虫トンズランス柔道などの格闘技で集団感染し、再び増えています。

頭部白癬の症状

頭部白癬の症状は

【頭部白癬の主な症状】

  • あずき大からくるみ大の大きさに丸く髪の毛が抜けます。
  • 抜けた部分に鱗屑(りんせつ)というフケのようなうろこ状のものができます。
  • かゆみはほとんどの場合ありません。

頭部白癬の治療法

日本皮膚科学学会のガイドラインによると

塗り薬は頭部白癬を悪化させる可能性があるので、抗真菌薬の飲み薬での治療を行うべき

ということです。

頭部白癬の疑いがある場合は、自己判断はせず必ず皮膚科を受診しましょう。

体部白癬(たいぶはくせん)は首や顔などの水虫

体部白癬

出典:WebMd

 

体部白癬は足の裏、デリケートゾーン、頭部、手のひら、太ももの内側を除く皮膚にできる白癬のことをいいます。

田虫(たむし)とも呼ばれます。

最近では柔道、格闘技で新型水虫トンズランスに首や顔が感染することも多くなっています。

また犬や猫などのペットから水虫が顔や首にうつることもあります。

体部白癬の症状

体部白癬の症状は

【体部白癬の主な症状】

  • 最初皮膚に小さな赤いぶつぶつができます。
  • だんだんと周りに円状に広がっていきます。
  • 輪の部分はぶつぶつや小さな水疱などの炎症症状が強く赤くなります。
  • しかし真ん中部分はフケのようなうろこ状のものが残る程度で、治ったように見えるのが特徴です。

体部白癬の治療法

治療法は股部白癬と同じように一般的には

抗真菌薬(水虫薬)の塗り薬

が効果的です。

最もよいのはやはり皮膚科を受診して水虫か正しく判断してもらい、塗り薬を処方してもらうことです。

もしくは薬局で抗真菌薬(水虫薬)の塗り薬が売られています。

1~2週間で症状が改善されても、水虫菌が皮膚の下の残っている可能性が大です。

その期間から引き続きさらに2、3倍の日数は薬を使いましょう。

手白癬(てはくせん)は手にうつる水虫

手白癬は、手のひら、指、指の間にできる白癬のことです。

手の甲に現れる症状は上でご紹介した体部白癬に含まれます。

足に比べて、手が水虫に感染するのはまれです。

なぜなら、手はよく洗いますし、蒸れることも少ないからです。

すでに足の水虫に感染している場合に白癬菌が足から直接、または爪切り、タオル、バスマットなどを介して手について感染するケースがみられます。

湿疹(しっしん)などと似ている場合がありますので、皮膚科を受診して手白癬かどうか調べてもらいましょう。

爪白癬(つめはくせん)は爪の水虫

爪白癬

爪白癬は、手足の爪が白癬菌に感染した状態になっていることです。

爪白癬は爪水虫ともいいます。

日本皮膚協会によると、日本で足の爪白癬にかかっている人は10人に1人ということです。

足の水虫から白癬菌が爪の中に侵入し、感染することが大きな原因です。

爪白癬の症状

爪白癬の症状は

【爪白癬の主な症状】

  • 爪が厚くなる
  • 爪が白や黄色ににごる
  • 爪の表面がボロボロになる
  • 爪に筋のようなものがたくさんできる
  • かゆみはないことが多い

のが特徴です。

爪白癬の治療法

爪水虫は爪が硬くてその下にいる白癬菌に塗り薬がなかなか浸透しません。

そのため皮膚科では抗真菌効果のある内服薬を処方されることが多いようです。

しかし内服薬は内臓に影響を与えることもあるので、血液検査を定期的にしながら治療を続けることが必要です。

爪水虫の完治には、爪が完全に生え変わるまで正しい治療法を6ヵ月~1年ほどは続けましょう。

体の中で水虫ができる場所と症状や治し方のまとめ

足がかゆい、頭がかゆい、デリーケートゾーンがかゆい、なんてゆううつになってしまいますよね。

もしかすると白癬菌によるものかもしれないので、紹介した症状に心当たりがある場合はぜひ皮膚科を受診しましょう。

恥ずかしいと思うことは一つもありません。

でも気になる場合は、女性の医師がいる皮膚科ならリラックスして受診できるでしょう。

水虫は女性でも子供でもかかる皮膚病、勇気をもって治療への一歩を踏み出して完治を目指しましょう!

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